世界から猫が消えたなら

最近読んだ本で面白かったので紹介したいと思います。

 

世界から猫が消えたなら」というタイトルの本です。

 

この本の作者は映画プロデューサーでもある川村元気さんです。

電車男」や「デトロイト・メタル・シティ」、「告白」「悪人」、

最近では「寄生獣」や「バクマン」などをヒットさせた方です。

映画プロデューサーなのに、小説も書けるってなんて多彩な方なのでしょう。

羨ましいですwww

 

この本と出会ったきっかけは

ふら〜と本屋に立ち寄った際に、本のタイトルである「世界から猫が消えたなら

というタイトルのインパクトにやられて思わず購入してしまいました。

 

気になりますよね。

世界から猫が消えたならどうなってしまうのかwww

 

今まで一度もそんなこと考えたことがなかったので興味をそそられるタイトルです。

 

僕たちの過ごしている世界には、あらゆるモノで溢れかえっています。

お腹が空いたと思えばコンビニにいけばいいし、

なにか欲しいと思えば買い物にいけばいい。

しかも、コンビニはどこにでもあるからすぐに買いに行くことができるし、

買い物もショッピングモールにいけば大体そろっている。

モノがないなんてのはあり得ない時代です。

 

しかし、ほんとにそれが必要なのかって言われたら、そうでもないのではないでしょうか。

物欲は満たされることはないと思います。

いろんなものに溢れかえっている時代ですから、欲しいと思うものがあって当然だと思います。

しかし、それは本当に心のそこから欲しいものなのかということなのです。

今、自分が欲しいものが世界から消えたならどうなってしまうのか

想像してみると、意外と大したことはないのではないのでしょうか。

そもそも消えたことに気付かないのでは?

とも思わされます。

 

自分が本当に欲しいものを見失って、

ありとあらゆるものに物欲をぶつけていたら、

本当に自分が手に入れたいものがわからなくなってしまうのではないかと

思わせてくれる本だと思いました。

 

今回は本を読んだだけなのですが、

映画化が決定したので、ぜひそちらも見て見たいなと思います。

 

本ではなく、映像で「世界から猫が消えたなら」の世界観を

どう表現していくのか、楽しみです。

 

もともと、この本の作者である、川村元気さんは

映画化ができないようにしようと考えてこの本を書いたらしいので、

みるのが楽しみです。

 

興味があればぜひみなさんにも見て欲しいです。

 

また、川村元気さんは、「世界から猫が消えたなら」の他にも「億男」や

「仕事。」という本も出しているので、

そちらも見ものです。